長い目で見て諦めない

諦めない。この言葉は辛かったり苦しいことを耐えて頑張るという意味が自分の中で強かったが、最近自分の中でこの言葉の印象が変わって来た。

スポーツなどの試合で負けている時、なんらかの試験の前などにこの言葉を思い浮かべると、「きついけど頑張る」みたいな印象があると感じる。しかし、それは残り時間などの何らかの制限があるからではないだろうか?

制限を設けず、目標だけ定めてみると、諦めないということは以外と楽なんだと最近感じるようになった。

うさぎと亀の話で例えてみる。うさぎは亀との競争の途中で居眠りをしてしまい、亀に追い抜かれて負けてしまった。しかし、もしもゴールまでの距離がとても長かったら勝負はどうなっていただろうか?うさぎが目を覚ました時、亀がまだゴールしておらず、もしかしたらうさぎが追い抜いていたかもしれない。

必ずしも毎日コツコツ続けなくてはならないというわけでは無いのではないのだろうか?気が向いたときに一気に頑張り、気が乗らない時はサボったり居眠りする。だけど絶対に諦めない。サボっている間もなんとなく頭の片隅に目標を置いておく。こう考える事によって諦めないという言葉の難易度が自分の中で大きく下がった。

仕事をする上ではこの考え方は甘いかもしれない。決められた期間内に仕事をこなすことこそがプロだと思う。仕事以外でも頑張ろうとして疲れてしまったので、こんなことを思うようになったのかもしれない。